インターデコで建てるかわいい家

夫婦と猫3匹の5人家族 北海道でインターデコハウスの家を建てることになりました

基礎断熱の床下探検

前回は床下点検口のことに少し触れたので、今回は床下についてのお話です。

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点検口を開いてみると、床下はすべてコンクリートで覆われています。

わが家は家の下全体を基礎にするベタ基礎ではなく、壁の部分だけを基礎にする布基礎です。

ただ、床下部分は基礎ができあがった後でメッシュを伏せ込んで、防湿コンクリートを打ってあるので、床下は全面がコンクリートになっています。

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強度は布基礎だけで出ているので、この役割は地面からの湿気が上がってくることを防ぐ意味のほかに、メンテナンスのためという意味合いが強いそうです。

昔は家の下は防湿シートを敷いてその上に砂を撒くだけのやり方もあったそうですが、それだと床下に潜り込むのも大変ですからね。

下がコンクリートで外気も入ってこないので、床下収納としても使える、かな?


家の下を防湿コンクリートにする理由はもう一つ、地面からの虫の侵入を防ぐという大事な役割があります。

わが家は基礎断熱なので、断熱材をシロアリに食われないように床下を密閉する必要があるんです。


ただ、シロアリについては、ここは北海道なのであまり神経質になる必要はなさそうです。

関東以南に生息するイエシロアリは、高いところまで水を運んでいく性質を持っているので甚大な被害になりがちです。

一方、関東以北ではヤマトシロアリという、自分で水を運べないタイプのシロアリしか生息していないので、外壁を通気工法にして、木材が乾いた状態に保っていれば大丈夫。

これから地球温暖化で暖かくなってくると北関東や東北も危ないかも知れませんが、津軽海峡を渡ってくるのはさすがに大変そうですからね(^^)


さらにちょっとおもしろいことがこちらの論文に書いてありました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jwpa/35/6/35_6_282/_pdf
北海道におけるヤマトシロアリの耐寒性と生息地点在への疑問

北海道にはシロアリが生息しているにも関わらず、被害が出ているのは札幌や函館といった都市部に限られているのだとか(旭川は寒すぎてシロアリが住めない)。

なぜかというと、北海道は自然に囲まれているので田舎の方だとシロアリは、トビイロケアリという他の虫に食べられてしまうそうなんです。

うちは市内ですがだいぶ僻地で、見たこともないような虫がわらわら徘徊しているところなので、彼らの活躍に期待したいところです(笑)


ヤマトシロアリを防ぐためには壁の湿気もそうですが、床下の湿気にも気をつける必要があります。

特にコンクリートの基礎はたくさんの水分を含んでいて、全部抜けきるには半年から、長いときには2年間もかかるのだとか。

基礎断熱は外気とのやり取りがないので、昔の家は床の裏がびっしりとカビだらけになることもあったんだとか。

わが家の場合は湿気を抜くために、1階の各部屋にガラリが設けられています。

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湿気は湿度が高いところから低いところに動くので、理論上はこれで床下の湿気が抜けるんだとか。

とはいえ、床下がカビだらけになってしまうのは嫌なので、湿度が上がりすぎないようにチェックする必要があるだろうな、と思っています。

床下収納どころかしばらくは、除湿機を置いたりしたほうがいいのかもしれませんね。