インターデコで建てるかわいい家

夫婦と猫3匹の5人家族 北海道でインターデコハウスの家を建てることになりました

基礎コンクリートの強さについて

コンクリートの受け入れ試験の結果はこうなりました。

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Slはスランプ値、Airは空気量、CTはコンクリートの温度を表しています。

ちなみに隠れて見えないところには、「配合 30-18-20N」と書かれてあります。

最初の30というのはコンクリートの強度を表す「呼び強度」、18はスランプ値、20Nは粗骨材の最大寸法が20mmである普通(N)ポルトランドセメントのコンクリートであることを示しています。


この時期は寒かったので、呼び強度から6を引いた24N/mm2が、設計基準強度となります。

通常、一般住宅の場合の設計基準強度は18で、呼び強度は寒い時期なら24,暖かい時期なら21とするものだということでしたが、実はコンクリートの寿命はこの、設計基準強度で変わってくるのです。

コンクリートの寿命は強度で決まる!

JASS5という建築工事の標準仕様を定めた本があるのですが、ここには次のように書かれています。

計画供用期間の級 大規模補修不要予定期間 供用限界機関 耐久設定基準強度
一般 およそ30年 およそ65年 18N/mm2
標準 およそ65年 およそ100年 24N/mm2
長期 およそ100年 - 30N/mm2

つまり一般の家庭で使われている基礎コンクリートだと、およそ30年後に大規模な補修を行わなければならないのです。

いまから30年後だと、わたしたち夫婦は仕事をしていない年齢だと思いますし、平均年齢的にもまだ生きている頃です。

そんな年になってから、家が壊れる危機が訪れてしまうのは大変です。


コンクリートの強度を24まであげると、65年まで伸びることになるので、無理言って強いコンクリートにしてもらいました。

コンクリートの強度は水・セメント比で決まる!

コンクリート強度を上げるためにどうしたらいいかというと、混ぜる水の量を減らす必要があります。

水が多すぎるといわゆるシャブコンという状態になり、ひび割れしやすかったり中性化しやすかったりして、寿命が短いコンクリートになってしまいます。

水を減らすと丈夫になるんですが、今度はバサバサしていて扱いにくく、型枠の隅々までコンクリートを行き渡らせることが難しくなってしまいます。

国の基準では65%以内としていますが、我が家の場合は強度を上げるため、水セメント比を48.5%まで切り詰めています。

水が少ない代わりにAE減水剤という添加物を混ぜて、セメントをサラサラにすることで扱いやすくしているとのこと。

コンクリート強度を上げるための費用は!?

当然、水に比べてセメントや減水剤の方が高いので、コンクリート強度をあげようとすると基礎工事の費用も上がってしまいます。

我が家の場合は、

約5万円

と、非常にお安く済んだので助かりました。

家の寿命が倍に伸びると考えたら、非常にコスパが良いと思っています。


ハイグレードなお宅ではコンクリート強度が標準で24N/mm2なことも多いようですが、もし18N/mm2だったなら、強度を上げてもらうよう頼んでも損はないと思いますよ。

来週は、立ち上がり部の打設の様子について書く予定です。お楽しみに!