それは「インターデコハウス」。
ついにこのブログのタイトルでもある、インターデコハウスに遭遇することになりました。
ビアスはフランチャイズでインターデコハウスを作っているので、ここで建てることを選んだ以上、インターデコハウスの存在は当然知っていました。
でも、夫婦ともに
「こんなの見ちゃったらデコにしちゃうでしょ」
という理由で語るのを避けていたのです(^_^;)
安直に洋風な輸入住宅よりも、新しい価値観を与えてくれるモダンな家の方がカッコいいじゃないですか!
でも、実は最初に塗り壁の家を見たときも内心では、
「すごくいい!」
と思っていたのに、
「どうせ見た目だけで、値段も高いしメンテナンスも大変だし」
などと思っていました。
本当に好きなものはなかなか好きだといえない面倒臭い夫妻なのです(^_^;)
せっかくオリジナル商品を提案してくれているのに、フランチャイズの商品を選んでしまったら悪いなあ、という引け目もありました。
ところが、デコを見に行かないかと言われてから毎日のようにかわいい家photoを見ていると、
「これ可愛い!」「こんな家が建てたい!」
と思うのってたいてい函館のインターデコハウスなのです。
同じ商品なのにどうして差が出るのかは不思議ですが、意外とフランチャイズでも「どこで建てても同じ」ではなく、きっかりと建てる会社のセンスが現れるようなので、心置きなくインターデコハウスを選ぶことにしました。
ただ、実際にモデルハウスで中身を見てみると、確かに洋風で可愛くはあるんですが、中身はちょっとデコデコしていてうるさい感じもありました。
というわけで、アウトラインはデコがいいけれど、中身はシンプルなb.i.v HOMESがいい! という無茶苦茶な要望を上げることになってしまいました。
伝統的な家の形には理由がある
輸入住宅はかわいくていいですよね〜。
でも、わたしたちが輸入住宅の形に惚れ込んだのは、外観が可愛いというのもありましたが、以前に書いた「軒を出したデザイン」を無理なく実現できるところが気に入ったからでした。
そもそも伝統的に、家の形は三角の屋根をしています。
それこそ縄文時代の竪穴式住居からそうなっています。
それは、雨をなるべく早く地面に流してしまうためには当然のデザイン。
ちょうど雨の日に人が傘をさすように、体に雨が当たらないようにするのが昔ながらの雨仕舞いです。
ところが最近は建材の防水性能が上がってきたため、真四角にして屋根と壁と家全体で雨を受け止める形が増えてきました。
傘に対して、雨合羽で雨を防ぐようなやり方ですね。
だけどこの場合、雨合羽のどこかに穴が空いていたら体がびしょ濡れになってしまう。
いかに防水性能が上がったとはいえ、どこかで施工をミスしたり、見落としがあったら大変なことになってしまいます。
そういうわけで個人的には、輸入住宅だからというよりも、伝統的な家の形をしていて雨に強そうだからという理由でインターデコハウスが良いな、と思ったのでした。
次回は3度目のプラン変更についてのお話です。