調べてみると日本の大手ハウスメーカーでは、この三社がダントツに寒さに強い家を作っているらしいです。
スウェーデンというだけあって北欧の厳しい寒さでも耐えられるよう、しっかりとした家づくりをしているんですね。
モデルハウスを訪れて驚いたのは、窓のサッシが木製なのにも関わらず、遮音性はばっちりだし外の寒さも伝わらないこと。
高性能な窓といえば樹脂だとばかり思っていたら、本物の木だけを使った自然素材の家でも高性能になるものなのだと感心しました。
夫は北欧テイストが好きなのでだいぶ気持ちが傾いていたんですが、妻曰く、
「木の地肌が出ているナチュラルな内装って好きじゃないな」
ということで、残念ながら検討から外れることになりました。
家の内装については、いつも家の中にいる人の意見が優先されます。
スウェーデンハウスって本当に高性能?
よくよく調べていくとスウェーデンハウスの構造って、特段すごいものではないみたいなんです。
営業の人は「24kgの重いグラスウールをみっしり入れています!」と言うのですが、スウェーデンハウスの壁厚は120mmで、ツーバイフォーの90mmよりは厚いけど、ツーバイシックスの140mmよりも薄いという微妙なライン。
坪単価を90万円かけるんだったら、ツーバイシックスにするなり付加断熱にしたほうが、もっと暖かい家になりそうです。
それと、職場にSWHに住んでいる人がいて話を聞いてみたんですが、自慢の木のサッシは気温や湿度で歪んでしまい、すぐに隙間風が入ってくるようになるというのが難点だとのこと。
サッシは自分で調整する必要があるし、無垢の木のドアも毎年塗り直す必要があるとかで、結構めんどくさいようです。
性能的には「そこそこ暖かい」ぐらいなので、DIY的に自分で自分の家の世話をするのが大好きな人に向いている家、なのかもしれませんね。
次回は妻の希望を聞いて、収納が多い家を見に行きます。
理想の間取りを手に入れたナチュラルスタイルの家 | ||||
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